マイライフ　２０１２年８月１日号に掲載の広告です。






８月の誕生石であるペリドットはオリビンという鉱物で、和名を橄欖石（かんらんせき）と言い、どちらの名称も植物のオリーブに由来しています。
硬度は６．５～７で、ビルマ、スリランカ、パキスタン、エジプト、アメリカなどで産出されます。

私が若い頃には、ただオリビンとだけ呼んでいましたので、いつ頃からペリドットという名称が用いられたのかは不明ですが、ヨーロッパでは中世までシトリン（黄水晶）と共にトパーズと呼ばれていたため、古代から中世にかけてのトパーズにまつわる逸話には、ペリドットのことを指していたものも多いようです。
また古来、ネイティブ・アメリカンたちは、悪霊をはらうお守り・魔除けとしてペリドットを大切にしていました。

オリーブ・グリーンで透明度が高く、キズやにごりが無く、茶色がかっていないものが良品です。


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余談ですが、ネイティブ・アメリカンの数ある部族の中でも、最も古い部族の一つとされているホピ族に伝わる伝説には、キリスト教のノアの方舟（はこぶね）伝説に描かれているような人類を滅ぼすほどの大洪水が、太古以来、過去に七回起こったと伝えられているそうです。


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