日本も含めて国際的に宝石の重さはCarat (カラット)という単位で表され、通常は略してct やcar などと表示されます。

で、そう言われれば確かにCarat という言葉はかなりポピュラーになっていますが、では実際に1.00 ct は何グラムなのかというと、たったの0.2g しかありません。
ダイアモンドの1.00 ct などはずいぶん大きく感じますが、0.2g しかないんですね。

そこで本日のテーマの真珠ですが、真珠は通常は直径が何mmあるかだけが表示され、重さは表示されません。

なぜかというと、核の大きさや真珠層の厚み、全体の形が真球に近いかどうかなどによって同じ直径でも微妙に重さが違ってくることと、重さよりも色、輝き、真球に近いかどうか、キズの有無や程度などの方が真珠の価値を決めるのにはるかに重要だからなのですが、まったく重さがわからないのもおもしろくないということで、だいたいのところを表にしてみました。

(直径)       (重さ)
 8.0 mm =  0.8 g
 8.5 mm =  1.0 g
 9.0 mm =  1.2 g
 9.5 mm =  1.3 g
10.0 mm =  1.5 g
10.5 mm =  1.7 g
11.0 mm =  2.0 g
11.5 mm =  2.2 g
12.0 mm =  2.5 g
12.5 mm =  2.8 g
13.0 mm =  3.2 g
13.5 mm =  3.6 g
14.0 mm =  4.1 g
14.5 mm =  4.4 g
15.0 mm =  4.9 g
15.5 mm =  5.4 g
16.0 mm =  5.9 g
16.5 mm =  6.5 g
17.0 mm =  7.0 g
17.5 mm =  7.7 g
18.0 mm =  8.4 g
18.5 mm =  8.9 g
19.0 mm =  9.8 g
20.0 mm = 11.6 g

真珠のネックレスの重量を知りたい時や、指輪やペンダントなどで、真珠以外の枠の重さを知りたい時などに差し引き応用が出来ると思います。





「七段花」 シチダンカ



幕末の頃にオランダから来日したドイツ人医師シーボルトが植物調査をおこない、その成果をまとめた「日本植物誌」にスケッチで記録されていたシチダンカ・・・。
日本国内で130年間にわたって、これに該当する植物が見つからず、“幻の名花”とうたわれました。
昭和34年、六甲山小学校職員の方が偶然にも六甲ケーブル沿いで見慣れない植物に出会い、専門家の同定(種類の判定)でシチダンカであることが分かりました。
以後、六甲山小学校の皆さん方と森林植物園との協力で株を増やし、国内で次第に広がっていきました。

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上の写真と文章は神戸市立森林植物園のホームページからお借りしました。
アジサイのシーズンはとっくに終わってしまいましたが、とても綺麗だったので掲載させていただきました。
山アジサイの仲間で、今でも自生しているのは神戸の六甲山だけだそうです。
神戸市立森林植物園について詳しくはコチラをご覧ください。



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