とても綺麗なマルチカラーのサファイアとダイヤモンドのリングとペンダント & ネックレスが出来ました。
サファイアはルビーと同じコランダムという鉱物の仲間で、宝石の硬さを表すモース硬度はダイヤモンドの硬度10の次に硬い硬度9で、すべての宝石の中で2番目の硬さです。
また、靭性(じんせい)と呼ばれる粘り強さはダイヤモンドよりも上ですので
欠けたり割れたりの衝撃にはダイヤモンドよりも強く
色々な場面でダイヤモンドよりも安心してお使いいただけます。
サファイアというと青い色のブルーサファイアが一般的ですが
コランダムの中では、赤い色のものをルビーと呼び、それ以外の色のものはすべてサファイアと呼びます。
ブルーサファイアのほかに、ピンクサファイア、バイオレットサファイア、オレンジサファイア、イエローサファイア、ゴールデンサファイア、無色のホワイトサファイアなどがあります。
混じりっけのない純粋なコランダムは無色透明ですが
コランダムの中に1%から1.89%ぐらいのクロムが混じると赤い色のルビーになり
微量の鉄とチタンが混じるとブルーサファイアなります。
同じ理屈で色々な微量成分が混じることにより、七色のサファイアが存在します。
写真のリングとペンダントは同じデザインで
ピンクサファイア、バイオレットサファイア、オレンジサファイア、イエローサファイアを
ダイヤモンドで取り巻いています。
K18 マルチカラーサファイア & ダイヤモンド リング & ペンダント
それぞれ、サファイア 1.05ct ダイヤモンド 0.25ct
ペンダントに付属のチェーンは、同じくK18で長さは45cm、無段階に長さ調節が出来ます。
どちらも華やかでとても可愛らしくて
サファイアやダイヤモンドの品質も素晴らしい逸品です。
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以前に当ブログで、色の濃いピンクサファイアと色の薄いルビーの間には、なんら科学的な区別は無いと書かせていただきました。
ルビーと呼ぶか、サファイアと呼ぶかは鑑定士の主観によっています。
ルビーの赤い色が派手に感じられる方には、お値段が安い分、ピンクサファイア(色の薄いルビー)はお買い得だと思います。
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ダイヤモンドには通常の無色のダイヤモンドのほかにさまざな色のカラーダイヤモンドがあります。
ピンク、レッド、パープル、ブルー、グリーン、オレンジ、イエロー、ブラウン、ブラックなどですが、その中でも特に人気の高いカラーがピンクです。
ブルーやレッドも綺麗ですが、天然のブルーダイヤモンドはたいへん希少で、市場に出ているものは人工的に着色処理されたものと思って間違いありません。
レッドダイヤモンドもとても希少で、もし実物をみかけたとしても、綺麗なものなら1カラットでかなり大きな家が一軒買えるほどの金額になります。
比較的に手に入りやすい中で人気があるのがピンクダイヤモンドということになりますが、それでも希少価値があり、良質なものは通常の無色のダイヤモンドよりもはるかに高価です。
ピンクダイヤモンドの評価基準には色の濃さで9段階、色のタイプで4種類あります。
【色の濃さの等級】
①.FANCY VIVID (ファンシーヴィヴィッド) 上質で鮮やかな
②.FANCY INTENSE (ファンシーインテンス) 上質で濃い
③.FANCY DEEP (ファンシーディープ) 上質で深い
④.FANCY DARK (ファンシーダーク) 上質で暗い
⑤.FANCY (ファンシー) 上質
⑥.FANCY LIGHT (ファンシーライト) 上質で薄い
⑦.LIGHT (ライト) 薄い
⑧.VERY LIGHT (ベリーライト) 非常に薄い
⑨.FAINT (フェイント) ほのかな、弱い
【色の種類】
①.PINK (ピンク) 通常のピンク
②.PURPLISH PINK (パープリッシュ ピンク) 紫色がかったピンク
③.BROWNISH PINK (ブラウニッシュ ピンク) 茶色がかったピンク
④.ORANGISH PINK (オレンジッシュ ピンク) オレンジ色がかったピンク
単純に考えても、上記の色の濃さ9段階と色の種類4種類を組み合わせて
9 × 4 = 36 種類の色があることになります。
表記の仕方ははたとえば
FANCY INTENSE PURPLISH PINK
(ファンシー インテンス パープリッシュ ピンク)
上質で濃い紫色がかったピンク
というようになります。
色はもちろん濃い方が評価が高いですが、一応、ファンシー以上がおすすめです。
色の種類については通常のピンク色が高評価ですが、少し紫色がかったパープリッシュピンクも美しくて人気が高く、通常のピンクより高価な場合もあるようです。
この2種類に比べるとブラウニッシュピンクとオレンジッシュピンクはかなり評価が落ちます。
クラリティー(キズ・内包物)やカット(研磨状態)は良いにこしたことはありませんが、肉眼ではっきりわかるほどのものでなければ、カラーダイヤモンドの場合は色が命ですから、それほどこだわる必要はないとされています。
問題はカラーダイヤモンドが天然ならいいのですが、中には人工的処理によるものがありますので鑑別書などで確認する必要があります。
また、人工的処理の中でも色が安定して変わらないものはまだしも、ひどいのはトリートメントと言って、ダイヤモンドの表面に色を付けるための薄い膜をコーティングしたものがあって、いずれコーティングがはげて色が薄くなったり、まだらになったり、あるいは完全にとれてしまうものがありますので注意が必要です。
Pt900 ダイヤモンド リング
ファンシー インテンス パープリッシュ ピンク ダイヤモンド 0.085ct
ファンシー ヴィヴィッド イエロー ダイヤモンド 0.111ct
ダイヤモンド 0.85 ct
二輪の花の中心にあるピンク ダイヤモンドもイエローダイヤモンドも
どちらも写真以上に、非常に輝きの良い美しいカラーダイヤモンドです。
ちなみにブラウニッシュ ピンクは茶色がかったピンク色でピンク ダイヤモンドですが、ピンキッシュ ブラウンはピンク色がかった茶色でブラウン ダイヤモンドですのでご注意を‥‥。
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